「名もない草も実をつける いのちいっぱいの花を咲かせて」 自然から伝わり学ぶ、この詩に共通するメッセージから感じたことは、名前がわかる花も一方で名前のわからない草花も同じく精一杯咲いている。置かれている場所で咲いている花を称えよう。そして草花のすごいところは根っこが残っていたり、種がこぼれてそこに残っていれば、また草が芽吹き、花が咲く。私も会社や自宅で雑草を見つけては取りますが、へこたれずまた生えてきます。その生命力にいつも学びます。素直謙虚さが感じられるみつをさんの詩はいつも心に残ります。
そして道に生える草花や落ちている石を見て、弘法大師空海はこのように伝えてます。「医王の目には途(みち)に触れて薬なり。解宝(げほう)の人は鉱石を宝とみる。」
優れた医者の目には、道端の雑草も薬草と見え、宝石がわかる人は石ころにも宝を見出すことが出来る。物事の本質を見極められる人は、凡人では気付かないところでもその価値を見出すことが出来る。人生に無駄なことはない。」
ここで大事なことは、見る視点によってその価値が変わり、特性が見い出せるという事です。その特性を見て、相手の良いところ強みを探し、そこを引き出すことがそれぞれの花を咲かせることに繋がる。今、会社で行っている、一学一践やありがとうカードはその気付きになります。また、相手からのメッセージを通じて自分自身の特性、強みを発見してください。そして何よりも自己肯定感を高めていきましょう!人は自ら肯定されて生きていきたい。これは人間の心理です。今皆さんが行っていることを続けていけば、美しい色々な花が咲いている相模原商事になっているでしょう。ワクワクしますね。「美しいと思えるあなたの心が美しい」。そう思えるように顔晴りましょう。
2023/05/01 16:00 | サガショー通信
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蛯谷 康一
相模原商事株式会社 代表取締役会長