4月に入りました。今年は桜も早く咲き、その分新緑の芽吹くのも早いですね。私は山や自然が好きです。山吹色といって春の山の色は、花も咲き、また新緑の芽が吹き、そしてまだ芽は出ないけれどもその準備をしている木、杉など一年を通して緑の木など様々なバリエーションがあり、春のエネルギーを感じるとても素敵な季節です。
そして今年は新卒の若者も入社し、これから新しい世界の経験を積んでいきます。人生の中で社会人というステージは、学生生活よりも長く、社会に出るために学校という場で勉学や人間関係を学びその準備を経て、いよいよ人生の本格デビューをしていく節目の年です。いつも新入社員や若い人に伝える言葉で「石の上にも3年」という諺があります。 意味を調べると、石の上にもじっと3年座っていれば石も暖まるということから「どんなにつらくても辛抱していれば、やがて何らかの変化があって、好転の芽が出てくるということ」 という意味です。人は、すぐに求めたり、結果が欲しかったりすると焦りや冷静さを欠いたり、諦めてしまったりします。そんな時は、焦らず、たゆまず、おこたらず・・・一日、一日を自分の描く生活や目標を立ててコツコツと努力を続ける。まさに、弛まぬ努力と知的豊かに成長をしていくということです。石の上にじっと座るということは、自分を成長させたい!という「意志」がないとできません。そして3年という期間は人生や物事振り返ってみる節目にもなります。3年を迎えたら、次は6年、9年、12年~30年…。3年という節目を振り返りながら繋げる。そうすれば、その節は強いものになっていきます。竹の幹は節と節で繋がっているので簡単には折れません。風や雪にもしなやかに耐える強さがあります。花や新緑が芽吹く木々が美しいのも大地に根を張り幹を太くしているからです。自然のようにしなやかに強く生きていく・・・。一流は自然から学ぶ。そういった感性を磨く素直な心のアンテナを立てていきましょう。サガショー実践理念「やってみよう!チャンス、チャレンジ、チェンジ、イノベーション。すべての因は我にあり、どうせやるならワクワク!因は節目であり、ワクワクすることを自分の成長に置き換えて挑戦(努力)をすると竹のしなやかさ、そして木々が芽吹いて花が咲く美しさが伝わります。石の上にも三年を節目節目で繋げてその結果として自然のように格好良い人生、会社を目指していきます。